健康教育

2009年2月 3日 (火)

進まない受動喫煙対策

 久しぶりに健康教育系のネタを。

 先日、新聞記事にこんなのがあった。

 「進まない受動喫煙対策 分煙は防止効果なし 世界は全面禁煙へ」

 簡単にいってしまうと、日本は遅れているということである。

 WHOのたばこ規制枠組み条約が発効して4年という。

 たばこの害、とりわけ受動喫煙の害については広く認識されてきた。

 世界では、飲食店や公共の場での喫煙を法律で禁止する動きが広がっている。

 しかし、日本では、罰則規定のない努力義務(2003「健康増進法」)ということで、結局は事業所や公共団体の自主的な判断に任されてしまっている。

 記事によると、喫煙者でさえも、他人の煙を吸うことに不快感を感じている人が多いという。

 うちの近くのラーメン屋(結構うまい!)も、灰皿がなくなった。

 反面、ファミリーレストランのような子どももたくさん行くようなところが、まだ分煙にとどまっている。しかも、分煙といっても、何の仕切りもない。

 これじゃあね。

 ラーメン屋さんのように、スパッとやってくれないものか。

 それとも、罰則がなければダメなのか。

 早く、健康意識が高まることを期待している。

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2007年9月11日 (火)

鼻出血の正しい止め方

 偶然だが、こんなビデオを見つけた。

 小学校の5年の保健の学習で、「けがの予防」というのがある。その学習では、簡単なけがについて、応急手当の仕方まで行うことになっている。小学校で、ですよ。

 その中に、鼻血(鼻出血)の止め方もある。まだ、間違ったやり方をしている人は、意外に多いんじゃないだろうか。このビデオを見て、学習しよう。

 グリグリと鼻の穴の中にティッシュを詰めたり、首筋をトントンたたいたりしないように。こめかみのあたりをぬれタオルなどで冷やすのもいい。

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2007年9月 1日 (土)

ジョギングよりサッカーが効果的というけど

 生活習慣病予防のために、2,3回、1時間程度運動するなら、ジョギングよりサッカーの方が効果的だという調査結果が出た。

 デンマークのコペンハーゲン大の研究チームによると、

 ・サッカーの方が体脂肪の減少幅が大きい。
 ・サッカーの方が筋肉が増える効果がある。
 ・サッカーの方が運動していて楽しい。

 楽しいっていうことは、それだけ長続きするし、何とかホルモンもいっぱい出るのかもしれない。

 運動の効果という点では、この研究の言う通りだろうと思う。サッカーの方がずっと激しいスポーツなのだから。

 しかし、だからといって、みんなサッカーをやった方がいいという問題ではないので気をつけよう。

 サッカーのような激しいスポーツでは、けがをするリスクも大きくなる。夢中でボールを追ってしまう。チームゲームだから自分だけ休むわけにはいかない。つい無理をする。ジョギング中に起こりそうなけがより、ずっと重傷なものになる可能性も高い。

 スポーツを愛する者としては、こういう効果だけを、しかも数値だけで、誤解を招くような公表のしかたには賛成しかねる。

 自分の好きなスポーツを、自分に合ったようにやればいいのである。簡単にやせようとか、簡単に病気を予防しようなんていう考え方そのものがおかしいのだと、私は思う。

ジョギングよりサッカーが効果的=生活習慣病対策で調査-コペンハーゲン大(ヤフー)

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2007年5月30日 (水)

定期健康診断・オールA

 定期健康診断の結果がきた。毎年のことながら、けっこうドキドキする。

 あけてみると、オールA。心配された肝機能も問題なし。

Img_4346

 職場の若者に、「どうだ、すごいだろ」と自慢した。「すごいですね」と言ってくれた。

 ランニングをやっていると、免疫系がズタズタになっていることがある。いつだか、レースの翌日に血液検査をしたときはサイテーだった。医者に、「前日、フルマラソンを完走したんで、その影響だと思います」と言っても、わかってくれない人も多い。

 ま、ランニングも無理をすると、健康に悪いということがよくわかる。ということは、最近全く無理をしていないということ。複雑な心境ではある。

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2007年5月24日 (木)

1箱1000円なら禁煙できるか?

 5月21日、京都大学の依田高典教授らが、興味ある調査結果を発表した。

 中でもおもしろいのが、たばこの価格と禁煙への意欲との関係である。たばこの値段が高くなるほど、禁煙を考えるようになるという。当然依存度が高い人ほど、効果は薄くなるが、700円を超えると約半数の喫煙者が禁煙を考える。1000円なら、約9割が禁煙を考える。

 ただ、“禁煙を考える”というのと、“禁煙を実行する”ということは、全く次元のちがう問題である。考えたひとの何%ぐらいが実際に禁煙行動をおこすのか、そのうち何%ぐらいが禁煙に成功するのか、そのうち何%ぐらいが再度喫煙しないかといった問題を、引き続き調査していただけるといいと思う。

 いずれにしても、現在のたばこの値段が安すぎるということは明らかである。思い切った値上げをせよという論拠となるデータが出されたということになる。今後、政府がどのような対応を行っていくのか見守りたい。

 

<関連情報>
たばこ1箱1000円ならほとんど禁煙…アンケート結果(読売新聞)

京都大教授ら発表「禁煙は健康より価格」(ニッカンスポーツ)

<ヘビースモーカー>価格800円で、ようやく7割禁煙(ヤフー・毎日新聞)

たばこ価格2倍で禁煙効果「高」 京大調査 ヘビースモーカーには効果「低」(ヤフー・京都新聞)

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2007年3月11日 (日)

タミフルでハイテンション

 去年も、ちょうど今頃だったか。またも5歳の息子がインフルエンザA型と診断された。

 今回は、熱が上がりきらないうちに医者に連れて行った。すぐにタミフルを処方してもらったので、結局熱は38度以上にはならず、しかもその日のうちに下がってしまった。

 去年も感じたが、やっぱり、タミフル恐るべし…である。

 医者から、「インフルエンザ治療薬タミフルについて」という解説をもらった。こういうふうに、ていねいに説明しないと誤解を招くことが多いのだろう。次のようなことが書かれている。

 ・最近、タミフルの副反応としての異常行動が報道で指摘されている。
 ・この異常行動は、タミフルの副反応とは断定できないが、副作用である可能性はある。
 ・しかし、3~4年間でタミフル服用後の16の死亡は極めて少ない数字と言える。
 ・インフルエンザ脳症は、毎年15~100人が死亡している。
 ・よって、タミフルの投与は、有益性が危険性を大きく上回っていると言える。
 ・そこで、当院ではタミフルの投与をお勧めする。
 ・しかし、患者さんの意向を尊重するので、希望されない場合は申し出ていただきた。
 ・インフルエンザ罹患時には、タミフルの投与いかんに関わらず、異常行動が出現する可能性はまちがいなくある。
 ・インフルエンザ罹患後、2~3日は、本人の言動に十分注意し、1人にさせず、室内から出て行かないよう注意していただきたい。
 
 とまぁ、こんな具合いである。報道がいかに過剰なもので、正確性を欠いているかわかる。正しい理解が必要である。

 そういうわけで、この土日は、A型の息子と缶詰め状態だった。うつらない自分も強いと思う。それより、薬を飲んだ息子が、いつになくハイテンションだった。やたら、しゃべる。寝てなんかいない。逆に怖くなってきてしまったりする。

 でも、軽くすむというのは本当に助かる。医療の進歩をつくづく感じる。

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2007年1月21日 (日)

いい加減、楽してダイエットしようなんて考えは捨てよう

「食べながらダイエットできる」
「楽して痩せよう」

 こういう言葉に踊らされるのはいい加減にやめたらどうか。そんなうまい話があるわけないということは、みんなわかっているはずだ。

 それなのに、「今度のは本当ですよ」とか「今まで失敗した分をこれで取り返せますよ」なんて言われると、また信じてしまう。これ、キャッチセールスに引っかかりやすい人だそうだ。

「発掘!あるある大事典2」の話である。

 納豆のダイエット効果を紹介した7日放送分に、データ捏造などの問題が判明した。

 番組をつくる側は、人の健康を何だと思っているのか。話題性だけ追求すればいいという姿勢は改めなければならない。

 それにしてもだ。そんな番組を見て、簡単に踊ってしまう側は、何と浅はかなんだろうか。

 この番組で、ダイエットにいいとか健康にいいとか伝えられると、すぐにスーパーの売り場から、その食材が消えてしまうと言う。ばかばかしい。

 ある同僚が嘆いていた。「毎朝食べていた納豆が、ここんところ食べられなくなってしまった」

 どうせ、うわべだけで動いているわけだから、ブームはすぐに去る。本当に必要だという人が困るような消費行動はひかえよう。

 だって、食べて痩せるわけがないのだから。本当に痩せたいなら、カロリーの計算をちゃんとしよう。

 それと、ウォーキングやジョギングなど、手軽なスポーツもいいですよ。

<関連情報>
 「あるある大事典」の納豆ダイエットで捏造 関西テレビ(朝日新聞)

買い物客「番組通り食べたのに」 納豆ダイエット(朝日新聞)

関西テレビ社長、「捏造」渋々認める 納豆ダイエット(朝日新聞)

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2006年12月25日 (月)

ノロ? ロタ?

 先日、ノロウィルスの流行について書いた。

 出席簿を整理していたら、ウィルス性胃腸炎感染性胃腸炎という似たような言葉が出てきた。どっちがどうなんだと思って、養護教諭にも話を聞いてみた。

 結局、自分としてはよくわからない。

 「ウィルス性というのがノロでしょ?」
 「いいえ、それはロタです」
 「でも、どっちもウィルスなんだよね」
 「確かに、どっちも感染するし、出席停止になるのですが…」

というわけで、調べてみた。

 結果からいうと、どっちもウィルス性で、どっちも感染性ということが判明。ま、当たり前か。

 感染性胃腸炎にはいろいろあるので、その原因となるウィルスを特定して、実態を明らかにしようとしているそうである。ということは、原因ウィルスはいろいとあるけど、どれだとどうなるということは、医者でもよくわかっていないようである。

 興味深かったのは、ロタとノロを比較検討したという論文。難しいことはよくわからないが、違いとしては次のようなことがあげられるそうだ。
 
 ①かかりやすい年齢(ロタの方が低年齢)
 ②季節性(ノロは初冬、2月以降はロタが流行)
 ③主症状(ロタは発熱を伴うことが多い、ノロは嘔吐がほとんど)
 ④重症度(ロタの方が重症になる場合が多い)

ということは、今はやっているのはノロだから、これからはやるかもしれないロタのほうがもっと危ないということか。全く気が抜けないね、これじゃ。
 
 夏場は、細菌性のもの(腸炎ビブリオなど)が多くなり、いわゆる食中毒にも気をつけなければならない。食べものが腐りやすいとかで、気をつけようという心構えもある。

 冬場は、細菌の元気がなくなっても、ウィルスは元気だし感染力も高い。ということで、冬場の感染性の胃腸炎にも気をつけなければいけないということがよくわかった。

 ちなみに、サポウィルスというのもあるそうで、我々にはどれがどれだか…。

<関連情報>
感染性胃腸炎の流行状況について(愛媛県感染症情報センター)

ノロウイルス感染症(国立感染症研究所・感染症情報センター)

感染性胃腸炎(国立感染症研究所・感染症発生動向調査週報)

ロタウイルス感染症とノロウイルス感染症との比較検討-奈良県感染症サ-ベイランス一定点より

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2006年12月22日 (金)

ノロウィルス猛威!

Noros2 ノロウィルスが猛威をふるっている。全国で大流行だそうだ。

 だそうだって、人ごとのようだけど、私の近くでははやっているという話をあまり聞かない。そのうちにくるかもしれないという心構えだけはしてあるつもりだ。

 症状は、嘔吐、吐き気、下痢が主で、軽い発熱、頭痛、悪寒、咽頭痛を伴うこともある。下痢や嘔吐は数日で回復するが、症状が治まっても、3~7日は便にウィルスが排泄される。

 このへんが流行の原因のようだ。

 肝心の感染経路だが、3つある。

 ルート1・ウィルスに汚染されたカキなどの二枚貝を生や十分に加熱調理しないで食べた。

 ルート2・ウィルスに汚染された調理者の手、器具を介して、汚染された食品を食べた。

 ルート3・患者からの便、吐瀉物、タオルなどからの2次感染。

 1は、今年に限ってのことではないのだから、流行の原因であっても、大流行の原因ではないだろう。O-157のときのような風評被害があってはいけないと思う。個人的には、この機会に、カキをたくさん食べたいなぁと思う。

 2は、集団発生した場合に疑われる。ニュースになるようなのはこれだろう。

 問題は、3である。学校でも、この時期、嘔吐物を処理するためのビニール袋やゴム手袋、マスク、トイレットペーパーなどが教室に常備される。今年は、これに加えて、消毒スプレー(塩素系の漂白剤をうすめたもの)も配布された。私も経験があるが、簡単にうつってしまうようだ。

 簡単なようだが、一番の予防法は手洗い。石けんをつけてしっかりと。やっぱり大切なのは日頃の生活習慣だと、こういうときに思う。

 ふだん、手洗いが習慣になっていない子(大人もだが)は、このときだけやるわけがない。

 それにしても、ウィルスとか菌とかに、本当に弱い社会になってしまったものだ。毎年、新しい名前を聞く。今まで、全く問題なかったものが大流行するというのだから、無菌社会のツケをはらっているようなものだ。

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<関連情報>
ノロウイルスに関するQ&A(厚生労働省) 

ノロウイルス感染予防の徹底を!(東京都感染症情報センター)

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2006年12月13日 (水)

胃検診の結果

 先日行った胃検診の結果通知がきた。我々公立学校の教員は、35歳以上になると、必ず受けなければいけないものである。

 所見なし。今回の検査では、異常は認められませんでした。

ということで、ひと安心。

 じっくり見ると、胃検診というのは、「胃がん集団検診」というのが正式名称だった。封筒の裏を見ると、「がんを防ぐための12カ条」というのが載っていた。

1 バランスのとれた栄養をとる
2 毎日、変化のある食生活を
3 食べ過ぎをさけ、脂肪はひかえめに
4 お酒はほどほどに
5 たばこは吸わないように
6 食べものから適量のビタミンと繊維質のものを多くとる
7 塩辛いものは少なめに、あまり熱いものはさましてから
8 焦げた部分はさける
9 かびの生えたものに注意
10 日光に当たりすぎない
11 適度にスポーツをする
12 体を清潔に

 子どもたちにも、こんな内容を伝えるが、自分の生活習慣を振り返るいいチェックシートにもなると思う。

 がんの危険因子の6割が食生活習慣からくるという話を聞いたことがある。12カ条の中にも食生活にかかわるものが半分以上だ。

 スポーツをするというのもある。なんだか、この中にあってとっても異質な感じがしてしまうが…。

 国立がんセンターのHPを見ると、身体活動はがんのリスクを下げる因子としては、100%確実で唯一のものらしい。ぜひ、運動を!

 ついでに、国立がんセンターのHPにあった「現状において日本人に推奨できるがん予防法」というのを引用する。先の12カ条がくわしくなっていたり、省略されていたりする。

●たばこは吸わない。他人のたばこの煙を可能な限り避ける。
●適度な飲酒。具体的には、1日あたりエタノール量に換算して約23g以内。飲まない人・飲めない人は無理に飲まない。
●食事は偏らずバランスよく。
 ・塩蔵食品・食塩の摂取は最小限。具体的には、食塩として1日10グラム未満、特に、塩分濃度が10%程度の高塩分食品は、週に1回以内。
 ・野菜・果物不足にならない。例えば、野菜は毎食、果物は毎日食べて、少なくとも一日400gとる。
 ・熱い飲食物、保存・加工肉の摂取は控えめに。
●定期的な運動の継続。例えば、ほぼ毎日合計60分程度の歩行などの適度な運動、週に1回程度は汗をかくような運動。
●成人期での体重を維持(太り過ぎない、やせ過ぎない)。具体的には、中年期男性のBMIで27を超さない、21を下まわらない。中年期女性では、25を超さない、19を下まわらない。
●肝炎ウイルス感染の有無を知り、感染している場合は、その治療の措置をとる。がんを引き起こすウイルスへの感染を予防する。

 数値を言われても、イメージできない自分が情けない。というか、それがふつうかな?ここをちゃんとできるように教育していかなければいけないと思う。

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2006年12月10日 (日)

厚労副大臣のメタボ退治

 おもしろいホームページをみつけた。厚生労働副大臣のお2人が、自身のダイエット計画を公表した。
 
厚生労働副大臣のメタボ退治ホームページ

 武見敬三副大臣…体重84kg、腹囲100.5cm
 石田祝稔副大臣…体重88kg、腹囲101.5cm

 完璧なメタボリックシンドローム状態である。さすがに、立場上マズイということになったのだろう。自覚されたことはすばらしい。

 しかし、そういう方がすでに副大臣になっているということ自体、…。日本は、やさしい社会だなぁとつくづく思うし、結局人ごとにしか考えていないんだなぁと実感してしまう。

 目標は、6ヶ月と期限が切ってあるので、その間がんばりを見守りたいと思う。成功すれば、多くの国民に自信を持たせることができるかも!

 HPにくわしく載っているが、2人の目標を見てみよう。

<武見副大臣>
○目標  6か月間で、体重5kg、腹囲5cmへらす
 つまり、6か月後(平成19年5月時点)には、体重79kg、腹囲95.5cmにする。

○目標達成のために取り組む内容
 (1)  身体活動量を増やす(普通歩行10分、速歩10分、腹筋)。
 (2)  甘い炭酸飲料は飲まない。コーヒーの砂糖は甘味料とする。
 (3)  揚げ物・炒め物は1日1料理まで、菓子は2日に1回、1個までにする。
 (4)  3食以外の夜食は食べない。

<石田副大臣>
○目標 6か月間で、体重6kg、腹囲6cmへらす
 つまり、6か月後(平成19年5月時点)には、体重82kg 腹囲95.5cmにする。

○目標達成のために取り組む内容
 (1)  意識してなるべく歩く(目安:合計10分)。
 (2)  エレベーターではなく、できるだけ階段を使う(目安:合計5分)。
 (3)  ビールは1日1缶(350ml)までにする。

 さて、ここから、私のコメント。

 6ヶ月の長期目標にしては、だいぶ軽めだなという印象。副大臣が挑戦するわけだから、失敗は許されないということか。

 取り組むことを具体的にあげているのがいい。かわいいなと感じるかもしれないが、できることから始めるのは、小学生でも立派な大人でも全く同じこと。基本はやはり、運動と食事。

 当サイトでとりあげるからには、運動をもう少しやってほしいという気持ちはある。身体活動というレベルにとどまってしまっている。でも、忙しい方には仕方がないんでしょうか?そのへん、もっとスポーツ環境を整備したり、スポーツに向かうことの重要性をみんなが認識したりできるようにしていきたいと思う。

 お2人とも、毎日「チェックリスト」をつけて評価し、毎週コメントしていくそうだ。管理栄養士の指導のもと、「無理なく内臓脂肪を減らすための計画」も綿密に立てられている。体重と腹囲の変化記録も公表されるそうだ。

 これは本気だよね。というか、カネがかかっている。とにかく、しばらくの間見守ることにしよう。

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2006年11月23日 (木)

小学生でも、「早食い」は太る

 先日、体育の授業研究会に行ってきた。

 子どもたちを見て、まず感じたことは、

 「体格いいな…」

だった。はっきり言うと、肥満傾向の子が多い。思わず数えてしまった。1クラスに10人近くいる。

自分の勤務校は、どちらかというと体格的には小さい子が多いので、圧倒されてしまった。これは地域性なのだろうか。

 現代教育新聞の記事に、小学生の食事のとり方と肥満の関係についての調査がでていた。

 これによると、「早食い」で「一口の量が多い」子どもほど、肥満度が高いことがわかったそうである。

 これって、当たり前のようだけど、実証されたのは初めてらしい。以前、サラリーマンの研究があって、早食いの大人は太るというデータはあったそうだ。今回、その子供版が立証されたことになる。

 あんまり早く食べてしまうと、脳の満腹中枢(おなかいっぱいと判断する脳のしくみ)が反応する前に、限界を超えた量を食べきってしまう。だから、ゆっくり食べることが大切だという話を聞いたことがある。

 ゆっくり食べるには、まず「よくかむ」ことだろう。「かむ」という行為は、肥満防止だけでなく多くのメリットがある。

 また、フルコースの料理みたいに、間をおいて出てくるというのもいいかもしれない(家庭では無理だな…)。

 おしゃべりしながら、というのもいいんだけど、別の意味でマナーが悪くなったり、食べることに執着しなくなったりするから、これも難しい。

 記事にもあったが、かむことの大切さを学校で教えることは可能だ。しかし、それを継続してサポートできる体制が今の家庭にあるかと言ったら、首をかしげざるを得ない。ここぞ、ヘルスプロモーションの出番だと思うんだけど。

 ちなみに、早食いは太る原因だそうだが、「おやつの回数」や「夜食の摂取」については目立った関連性は見い出せなかったそうである。

 確かに、うちの子も、おやつをたくさん食べてしまうと、食事自体をとらなくなってしまう。これは別の問題だな。

<関連情報>
小学生でも「早食いは太る」実証(現代教育新聞)

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2006年11月16日 (木)

ディズニーランドもヘルシー志向

 こんな記事を見つけた。

 米ウォルト・ディズニー社は、10月16日、子どもの健康を考慮した新たな食の指針を導入することを発表した。これは、ディズニーのテーマパークを訪れる親子連れに、より健康的な食事を提供しようとする試み。実際に今月初めから、子ども向けの食事は、ソフトドリンクに代わり、低脂肪乳、果汁100ジュースや水に、付け合わせのポテトフライに代わり、リンゴやニンジンが取り入れられている。

 フライドポテトにソフトドリンクという、高カロリー、高脂肪、塩分過多の食事を、かのディズニーランドがやめるというのだから、インパクトは大きい。こういうの、どんどんやった方がいいと思う。

 医者の言うことは聞けなくても、ミッキーが言うことなら聞けちゃうなんてことは多い。子どもだけでなく、大の大人が「ミッキー、ミッキー」なんて騒ぐのだからねぇ。

 将来的には、世界各地のディズニーランドでも導入したいとのこと。日本は、果汁100%のジュースは結構受け入れられているけど、低脂肪乳はあまり普及していない。おいしくないから?牛乳自体をあまり飲まなくなっているから?

 ポテトは、塩分が多いことが気になるけどおいしいなぁ。減塩フライドポテトなんて考えてもらえないだろうか。

 日本は、アメリカほど生活習慣病(特に肥満)の問題が大きくなってはいない。それでも日本人も、ずいぶんと恰幅のいい人が増えてきた。美食もほどほどにせねば。

<関連情報>
ディズニーランドもヘルシー志向(現代教育新聞)

ディズニーが肥満対策 ポテトなくし健康食品へ(産経新聞)

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2006年11月14日 (火)

運動不足病?(内閣府調査)

 10月28日に「体力・スポーツに関する世論調査」(内閣府)の結果が発表された。

 調査結果によると、全体で6割の人が運動不足を感じている。このところ、メタボリック症候群といった言葉が広まって、健康不安が大きくなっていることも影響しているだろう。

 しかし、運動(スポーツ)は、基本的に楽しいものだから、実情は「やりたいけどやれる時間がない」「やり始める勇気がない」「誘ってくれる仲間がいない」といったことが原因だろうか。

 ただ、この1年間で何かしらの運動やスポーツを行ったと回答した人は、74.5%だから、けっこう多いと言える。それが、習慣的なものになっていないから、運動不足を感じるのだろう。

 それから、運動はたまにやると疲労感も大きい。「こんなに疲れてしまうのでは…」と、翌日の仕事への影響を考えてためらってしまうこともあるだろう。

 昔に比べれば、スポーツ環境は本当によくなってきていると思う。やる気になりさえすれば、すぐにのめり込めるはずだ。やっぱり、スポーツを自分のライフスタイルに位置づけるという意欲を高めていくことが最も大事なことだと私は思う。

 子どものスポーツ環境についても、60%以上の人が「悪くなった」と答えている。これが今後の一番の問題だ。子どもが遊ばない、遊べないというのだから、これは大変なことである。遊びは単に運動経験を豊かにするだけではない。人間関係を築く力を養ったり、友達を思いやる心を育てたりするという側面もある。

 最近は、すぐ誘拐されちゃったり、不審者が出てきたりと、昼間でも安心して子どもを外に出せなくなった。こういう社会状況を早く何とかしたい。大人が見守る“おり”のなかでしか運動できないのでは、本当にかわいそうだ。

 とりあえずは、この調査結果を見て、みんなで考えよう!

<関連情報>
体力・スポーツに関する世論調査(内閣府)

6割以上が運動不足を、4割以上が肥満を自覚 内閣府の調査(糖尿病ネットワーク)

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2006年11月 9日 (木)

大丈夫か?「健康日本21」

 厚生労働省が2000年に策定した健康づくりの長期計画に、「健康日本21」というのがある。

 2010年までに、「肥満の人の割合を15%以下に減らす」といった具体的な数値目標を並べたものである。

 先頃、この中間評価報告案がまとまった。

 これによると、目標近づくどころか、策定時より悪化している項目が30もあるという。それって、つまりどういうこと? 大丈夫か?健康日本…。

 もともと目標値そのものがいい加減だったのか。専門的に研究している学者が決めたんだから、きっとそれなりに根拠のある数値だったはずだ。

 それとも、それほど健康に関する状況は悪化しているということか。知識はあっても実践に結びつかないというのでは、せっかくの知識には全く意味がないということになる。
 もしくは、対応不足の部分もあるかもしれない。医療はずいぶんと発達しているが、それに対して教育(第1次予防)は、まだまだだという感じがする。

 私が気になったものをいくつかピックアップしてみる。

・20~60歳代の肥満者の減少
  目標値115%以下に対して、24.3%→29%
・緑黄色野菜の1日あたりの摂取量の増加
  目標値120g以上に対して、98g→89g
・適正体重を認識し体重コントロールを実践する人の増加(男性15歳以上)
  目標値90%以上に対して、62.6%→60.2%
・同(女性15歳以上)
  目標値90%以上に対して、80.1%→70.3%
・朝食を欠食する人の減少(中高生)
  目標値0%に対して、6.0%→6.2%
・同(男性20歳代)
  目標値15%以下に対して、32.9%→34.3%
・同(男性30歳代)
  目標値15%以下に対して、20.59%→25.93%
・食生活の改善意欲のある人の増加(成人女性)
  目標値80%以上に対して、67.7%→67.3%
・日常生活における歩数の増加(男性)
  目標値9,200歩以上に対して、8,200歩→7,532歩
・日常生活における歩数の増加(女性)
  目標値8,300歩以上に対して、7,282歩→6,446歩
・外出について積極的な態度を持つ人の増加(男性60歳以上)
  目標値70%以上に対して、59.8%→51.8%
・同(女性60歳以上)
  目標値70%以上に対して、59.0%→51.4%
・同(80歳以上)
  目標値56%以上に対して、46.3%→38.7%
・ストレスを感じた人の減少
  目標値49%以下に対して、54.6%→62.2%
・多量に飲酒する人の減少(男性)
  目標値3.2%以下に対して、4.1%→5.4%
・同(女性)
  目標値0.2%以下に対して、0.3%→0.7%
・「節度ある適度な飲酒」の知識をもっている人の割合(男性)
  目標値100%に対して、50.3%→48.6%
・う歯のない幼児の増加
  目標値80%以上に対して、59.5%→68.7%

 逆に、簡単に数値目標を達成してしまったものも数少ないがある。例の8020運動に代表される自分の歯を保有する数についての項目である。

 これは、歯医者さんの治療方針が昔とずいぶん変わってきたことによると思う。昔は、悪い歯はすぐに抜かれてしまったけど、今はできるだけ残そうとするということだ。これは2000年よりもずっと前からそうなっている。

 つまり、結果が出るまでにはそれだけ時間がかかるということか。とすれば、数値目標の設定自体を考え直すべきだろう。

 せっかくの良い方向が、逆効果にならないように気をつけたい。

<関連情報>
健康関係会議資料『「健康日本21」中間評価報告書案』(健康日本21HP)

男性の3割が肥満、糖尿病も増加 「健康日本21」目標遠く(糖尿病ネットワーク)

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2006年7月25日 (火)

草取りで筋肉痛

 夏休みに入ったものの、雨が多くて、通称“職員作業”が進まない。中でも、最も大きな仕事である“草取り”は、全くできていない状況。

 そこで、担当としては、少しでも晴れ間が見えればやっておこうということで、先日のくもりの日に、単身草取り作業を行ったのでした。

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 結果は、花壇1区画分、ちゃんときれいになって、まぁ自己満足。

 翌日も、“職員作業”だった。今度は、校舎内のふだんやらないところの掃除。私は、なぜか高いところのすす払いをやった。1階から4階まで、廊下側から窓枠を中心にホコリを落とした。全身ホコリまみれになった。鼻の穴ものどの奥も真っ黒になってしまうほどだった。

 ずっと上を向いていて、ふと作業をやめると、なんと腰が妙に痛い。ももの裏側もパンパンにはっている。どうやら、前日の草取りの影響らしい。

 前にも書いたが、運動をするための体力と、日常生活を送るための体力は、どうもちがうらしい。いくら運動をして鍛えていても、生活体力がついたとは言えない。だから、運動習慣があるからと言って油断しちゃいけない。生活そのものを活動的な体を積極的に動かすようにしなければいけない。

 そういう意味では、教員って恵まれていると思う。エスカレーターもエレベーターもないから、階段をずいぶん上り下りする。ふだんの掃除だって、ほうきとちりとりの世界でやっているのだから。おまけに、教室はクーラーなしのうんざり温度に耐えなければならない。
 
 生活の中で、筋肉痛になるぐらい動く習慣をつけないと、体力はどんどん落ちていきますよ。気をつけよう!

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2006年5月31日 (水)

世界禁煙デー&禁煙週間

 きょうは、「世界禁煙デー」(WHO)である。厚生労働省では、14年も前から、この世界禁煙デーに始まる1週間を「禁煙週間」(5月31日~6月6日)と定めて、普及啓発を行っていたそうだ。あまり知られていない…。私も、健康教育に携わる身ながら、この日の啓発活動を注目した覚えがない。
 今年は、なぜか「タバコの値上げ」「禁煙治療のニコチンパッチの保険適用」「タクシー全面禁煙化の判決」などの禁煙関係のニュースがあって、注目することになった。

 世界禁煙デーの取り組みとしては、記念シンポジウムの開催、厚生労働大臣メッセージの発表などがある。話題性のある大きなイベントづくりというところか。

 WHOのスローガンは、
 「たばこ:どんな形や装いでも命取り」

 禁煙週間のテーマは、
 「やめたい人を手助けする禁煙支援」

 具体的には、厚生労働省においては次のような取り組みがある。
  ・たばこと健康に関する正しい知識の普及
  ・公共の場・職場における受動喫煙防止対策
  ・その他

 地方自治体においても、次のような取り組みが考えられているらしい。
  ・たばことと健康に関する正しい知識の普及
  ・未成年者の喫煙防止対策
  ・公共の場・職場における受動喫煙防止対策
  ・禁煙支援
  ・その他

 くわしくは、次のサイトを参考に。
たばこと健康に関する情報ページ(厚生労働省)

 問題は、具体的にどうしていくかということだが、このあたりがかけ声は大きいけど、なかなかできないところだと思う。だから、あまり注目されないで毎年が過ぎていってしまうのかもしれない。
 特に、未成年者の喫煙防止対策については、教育という面からだけでなく、大人がきちんと注意できるような社会をつくっていくことが大切だ。自動販売機を全廃することも大きい。そういうヘルスプロモーションの発想に基づいて、社会環境づくりを行っていきたい。
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2006年5月24日 (水)

もっと牛乳を飲もう!

 牛乳が生産過剰になっているという話題を以前に書いた(「牛乳を飲もう!」2006.5.13)。

 先日、学校に県学校給食牛乳協議会というところから、写真のようなファイルが届いた。全児童に配布してほしいとのこと(結構、お金持ってるなぁ…)。
Img_2269

 牛乳を飲んでもらおうというキャンペーンらしい。ファイルには、こんな宣伝文句が書いてある。ちゃんと子どもが読んでくれたらいいと思う。

----------------------------------------------------
 牛乳飲んで元気な体
 
栄養がいっぱい
 牛乳には体に必要な栄養がたくさん含まれています。
 体を元気にして健やかな生活を送るパートナー。

じょうぶな骨をつくる
 骨量は10代後半で最大になります。
 骨量が減る前に牛乳・乳製品をとり、運動することで骨をじょうぶにしておきましょう。

ストレス解消に
 ストレス、イライラするのは、カルシウム不足が原因の場合が多いようです。
 カルシウムの多い牛乳を飲んでストレスをためないようにしましょう。

かぜ予防に
 牛乳に含まれているビタミンAは、鼻やのどを強くしてウィルスの体に入ること、増えることを防ぎます。
 かぜぎみの時は牛乳を使った料理などで早めの予防をしましょう。

安眠のために
 牛乳に含まれている成分でも心も体もリラックス。
 そのため、寝る前にあたたかい牛乳を1ぱいどうぞ。
----------------------------------------------------

 けっこう大人も参考になるでしょう。現代人には、必要不可欠な食品と言えるかもしれません。
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2006年5月16日 (火)

きょうは健康診断

 きょうは、健康診断だ。年をとるにつれて、だんだん緊張するようになる日だ。

 最近読んだ本に、「医者以前の健康の常識」というのがある(左のリンクを参照)。この中に、「健康診断の上手な切り抜け方」というページがあった。“切り抜ける”つまり、その場しのぎ。その時だけ数値が範囲内に入れば、安心して普段不摂生ができる。とまぁこんな感じだろうか。
 私も、最近この“切り抜ける”術を磨いてきたので、お医者さんがこんなことを言ってくれるなんて、うれしくなってしまった。

 私の場合は、せいぜい3日間ぐらい晩酌をやめることぐらいだが、ここにはいろいろと書いてあった。

 中性脂肪対策(これは私は大丈夫)
  ・3日前から脂っこいもの、甘いもの、アルコールを控える。
 血糖値対策(これもそれほど心配ない)
  ・検査当日の朝ご飯を抜く。
  (これは必ず抜くように言われている)
  ・前日の夕食も早めに軽くすませる。
 血圧値(私はけっこう高めなので注意が必要)
  ・1週間前から塩分の摂取を減らす。
  (しまった!きのうポテトチップをばりばり食ってしまった)
  ・診察室に入る前、深呼吸を何回もする。
  ・ベルトをきつく締めない。
  ・ストッキングや靴下を脱いでおく。
  ・睡眠は6時間以上。
 肝臓に関係する数値(これが最も危険)
  ・1週間前から飲酒量を減らす。
  (金曜日に宴会があって…)
  ・豆腐や納豆をよく食べる。

 まだいくつかあるが、これくらいにしておこう。ま、これで何とかなっているうちは大して心配はないということ。本当にまずかったら、ごまかせるわけがない。

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2006年5月15日 (月)

増税に便乗したたばこの値上げに便乗して

 たばこの値上げが発表された。たばこ税の増税にともなう値上げだが、増税分以上に値上げしているらしい。JTだって、喫煙者の数が減っているわけだから、当然値上げしなければやっていけないだろう。「たくさん吸いましょう」なんていうキャンペーンはできるはずないし。

 <JT>主力マイルドセブンなど増税分以上の値上げ(毎日新聞)
 マイルドセブン、増税20円なのに… 13銘柄で30円上げ(産経新聞)
 7月からたばこ値上げ、マイルドセブン300円に(読売新聞)

 JTのホームページによると、たばこ税は平成15年度には、国税1兆1,443億円、地方税1兆1,316億円もの貢献をしているという。貴重な税源なわけだ。だから、なくなってしまっては困るという考え方もある。

 しかし、肺ガンだけでなく、生活習慣病の危険因子として、喫煙は必ず上がっている。危険な薬物を体に注入しているわけだから当たり前だ。たばこによる疾病や死亡のために、年間1兆2000億円(国民医療費の5%)が超過医療費としてかかっているという試算もある。社会全体では、少なくとも4兆円以上の損失があるという(健康日本21・各論4たばこ)。

 ということは、やっぱりたばこは“金食い虫”となる。医療費削減のためにも、煙のない社会をめざしたい。

 私なんかは、これからもっと喫煙率が下がるのは潮流だし、たばこは究極の贅沢品(金を払ってあえて自分の体を痛めつけるもの)なのだから、税金は驚くほど高い方がいいと思っている。今は、税率が60%ぐらいだけど、95%でもいい。JTが儲かるようにしてもいいけど、やっぱり健康に害のあるものをつくる業界というのはいかがなものだろう? 国が責任を負うべきことかな?

「値段が高いから」という理由で吸わない人が出てくれば、それはそれでいい。最近では、禁煙を支援する動きもたくさんある。

米ファイザー 経口型禁煙薬が認可 ニコチン含まず 4年後1332億円販売
ニコチンパッチ保険薬に 厚労省、今月中に

 たばこの値上げをネタに、日頃考えていることを述べてみた。いずれにしても、子どもたちには無煙な社会にしなければ! 喫煙防止教育、がんばろう。

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2006年5月13日 (土)

牛乳を飲もう!

 牛乳が生産過剰になっているらしい。

生乳生産過剰、1000トン廃棄…酪農王国・北海道(読売新聞)

 1000トンといえば、1リットルパックにして100万本分もある。うちは、5人家族だけど、牛乳の消費量は多い。買い物に行っても、2,3本はまとめ買いしてくる。1日に1本は確実に飲み干されていく。これから暑くなると、消費量はより増えるだろう。こんな我が家では、このニュースがどうもピンとこなかった。

生乳減産<上> (2006年4月4日・読売新聞)
生乳減産<中> (2006年4月5日・読売新聞)
生乳減産<下> (2006年4月6日・読売新聞)

 じっくり読んでみると、けっこう深刻な問題であることがわかった。確かに、牛乳にはライバルが増えた。
  ・手軽に持ち運びできるペットボトル飲料(お茶やスポーツドリンク)
  ・昔ほどまずくなくなった?豆乳 
現に、これらの消費量は増えているという。
 今どき、「風呂上がりは牛乳に限る」という人は少なくなっただろう。「お茶がわりに牛乳」なんていうのも給食の時間ぐらいだ。
 
「牛乳は太る」という間違った情報の影響も大きいようだ。脂肪量ばかりに目を向けて、牛乳のマルチな栄養量を見ないとは情けない。特に、吸収のよいカルシウムがたくさん含まれていることが重要ポイントだ。国民栄養調査でも報告されているが、日本人はカルシウム摂取量が不足しがちである。あと、牛乳を1日1杯飲めばクリアできるという主張もある。(くわしくは以下のサイトを参考に)

カルシウムの適切な摂取量
子どもの成長とカルシウム
カルシウムの摂取と吸収

 別に酪農家を助けるためというわけではないが、自分の健康のために、もっと牛乳を飲んだ方がいいのではないかと思う。やっぱり骨や歯は大切だよ。
 子どもたちには、「身長を伸ばしたいと思うなら牛乳をたくさん飲みなさい」と言う。だからって、素直にガブガブ飲むような子は少なくなったかもしれない。体質にあわなくて飲めないという場合もある。
 
 どんな栄養をどれぐらい、どんな食品からとればいいのか、ということを、「食教育」というトータルな視点から学ばせることの重要性を感じている。「食べる」という行為をただ欲望のままにしておいてはいけない。

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2006年5月 9日 (火)

プール熱流行?

 学校では、6月中旬から始まる水泳指導について、職員会議で提案があった。プールの管理というのは結構大変。水質管理には、特に気をつかう。大腸菌とかそうい検査があるのはもちろんだけど、最近では、プールでの感染が問題になったりする。アタマジラミの流行やプール熱がそうだ。
 新聞では、すでにプール熱が大流行するという予測が報道されていた。

プール熱流行 抵抗力つけ、十分消毒を(産経新聞)
プール熱、今夏要注意 患者増加も原因不明 (朝日新聞)

 今から流行し始めているということは、学校のプールが主な原因ではない。しかし、学校でプールに入る時期になれば爆発的に増えるかもしれない。
G02
                                          国立感染症研究所調べ

 6年生の保健学習で扱う内容に「病気の予防」というのがある。感染症の場合、どのように感染し、どうすれば未然に防げるかを正しく理解して行動すれば、そんなに恐れることはない。
 最も大切なのは、基本的な生活習慣を維持して、体の抵抗力をつけるということ。薬ばかりに頼っていてはいけないと思う。
 それから、汚染経路を断つこと。プール熱は、アデノウィルスが原因で、飛沫感染する。ということは、気をつけるのはプールに入らないということではない。入らなくても感染する可能性があるのだから、手洗い・うがいなど風邪対策と同じである。
 くわしくは、以下のサイトで。

通年型になったプール熱
耳鼻科50音辞典【プール熱(咽頭結膜熱)】
げんき情報局・プール熱

 プール熱や夏風邪で学級閉鎖なんてことにならないように、家庭でも学校でも、体育施設でも、十分気をつけていこう。

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2006年4月24日 (月)

大江戸ウオーク

 産経新聞社主催の大江戸ウオーク というのが行われた。
 そもそもウォーキングというのは、健康増進を目的にしている。ハードなスポーツは無理だけど、さわやかに汗を流したいとか、足腰を少しでも鍛えようとかいう熟年層には、とてもいい運動だ。私が走っていると、颯爽と歩いている人によくすれ違う。
 この企画のおもしろいのは、その健康のためという最大の目標がかくされていること。歩くのに、テーマがあるのだ。ちなみに、1回目のテーマは「鬼平の世界を歩く」。このテーマは、非常に魅力的だ。池波小説ファン、時代劇ファン、歴史散策ファンなどには、涎が出てしまうのではないだろうか。
 私は、健康教育・体育教育の立場だけど、健康のために歩くのではなく、こういうちがった趣味的な目的とあわせて運動するのも、新たな楽しみかたなのではないだろうか。
 次回は、6月に防災をテーマに行われるそうだ。防災?いったいどんな企画なんだろう?

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2006年4月22日 (土)

生活習慣病の予防に行動科学を活用

「生活習慣病の予防に行動科学を活用」という見出しの新聞記事を読んだ(4月19日付・産経新聞)。

 生活習慣病の予防のために、行動科学の手法を用いた取り組みが注目されているという。行動科学とは、人間の行動を規定するものが何かを調べるものであり、
 ①問題に気づき、
 ②どんな対応をとればよいかを探り、
 ③実行するための意欲を高め、
 ④実行するためのスキルを獲得する
というプロセスを踏む必要があるという。

 大阪府立健康科学センターが実施している「スリムで健康塾」の事例が紹介されていた。専門的な栄養指導や運動指導が受けられるのだから効果は絶大だろう。HPでチェックしてみた。1回2時間半、10回の指導で、費用が32,000円。いいお値段だ。
 
 健康教育を学校で実践している立場からすれば、それだけの金を払わないと自分の体をコントロールできない人間を育てていることにショックを受ける。しかも、2ヶ月で一定の効果が上がったとしても、その後もずっと継続しなければ、つまり現状の生活そのものを変えていかなければ、生活習慣病の予防にはつながらないのだ。一定期間禁欲的な生活するというのではなく、生活に対する価値観が変わって、それが楽しい毎日につながらなければダメだということだ。

 やっぱり、大事なのは、
 ・自分の健康を大事に考えようという態度
  (信念になるぐらい確固としたもの)
 ・病気の原因や予防に対する正しい知識
  (知識がなければよりどころがなくなってしまう)
 ・実際に行動するための各種のスキル
  (意思決定、目標設定など)
だと思う。これからも、こういう学習を広めていきたいと思う。

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2006年4月 5日 (水)

健康飲料が続々登場

 4月5日付け産経新聞の記事である。

 ・さまざまな効能が期待される健康飲料が続々登場し、売り場も拡大
 ・健康意識の高まりで、成長が期待される市場とあって、メーカーの動きも活発化

Tu3_1
こんな活字がおどっている。健康飲料の元祖?といえば「へルシア緑茶」だろうか。私も何度か飲んだ。ちょっと濃いというだけで、効果はどうかな?という感じだ。
 しかし、厚生労働省のお墨付きがあるから、ちょっと信じてしまう。特定保健用食品という表示である。

 財団法人「日本健康・栄養食品協会」によると、

特定保健用食品《 トクホ 》とは、生活習慣病の『危険要因<リスク>の低減・除去』に役立つように工夫した食品

で、健康の保持・増進に役立つと認定されて、初めてその表示が許可されるものだそうである。
 つまり、ちゃんとした科学的な根拠があるということ。それはそれでいいことだ。581品目(平成18年2月21日現在) もあるそうだ。

 しかし、だからといって、これを食べていれば(飲んでいれば)健康でいられると考えるのは、大きな間違いである。そこのところの宣伝が足りないんじゃないだろうか。「トクホ」に認定されれば、誇大広告もOKみたいな感じである。

 子どもたちには、広告分析の力をしっかりつけていきたいと思う。当然、健全な食生活習慣の形成が大前提である。わらをもすがりたい大人になってしまう前に。

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2006年3月27日 (月)

メタボリックシンドロームの小中学生用診断基準

 産経新聞で、次のような記事を見た。

W80センチ超は要注意 子供の時から成人病予防へ基準 厚労省

 メタボリックシンドロームという言葉を最近聞くようになった。先日、成人用の診断基準が発表されたためである。メタボリックシンドロームは、訳すと内臓脂肪症候群(日本語の方がわかりやすいんだけど…)である。腸や肝臓など内臓の周囲に脂肪が蓄積して、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中、糖尿病などの生活習慣病になる危険が高まった状態のことを指す。

【成人の場合の診断基準】
 ☆ウエストが男性で85㎝以上、女性で90㎝以上(必須条件)
  (1)空腹時の血糖が高め
  (2)血液中の中性脂肪が正常値より高めか、
     血管内を掃除する善玉コレステロール(HDL)値が低め
  (3)血圧が高め
 のうち二つ以上があてはまること。
 
 もっとくわしく知りたい方は、下記のサイトで。
 メタボリックシンドロームの診断基準
 知っ得?納得!!メタボリックシンドローム
 セルフチェック リンゴ型肥満とメタボリックシンドローム
 
 この小中学生用診断基準案をまとめたということは、大人だけの問題じゃないということである。肥満傾向の子は、確実に増えてきている。データによると、1割の子どもが肥満であるるすでに、子どものメタボリックシンドロームも確認されているそうだ。

【小中学生用の診断基準】
 ☆男女にかかわらずウエストが80㎝以上か、
   ウエストを身長で割った値が0.5以上
 ☆血糖、中性脂肪、血圧の数値は成人よりやや低め(体格と、もともとの正常値の差を考慮)。

 ウエスト80以上の小学生…。けっこういそうです。食事や運動といった生活習慣を確立しなければならない時期。教育現場も厳しい対応が必要になりそうだ。

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2006年3月11日 (土)

喫煙防止プログラム(6年生)

 小学校6年生の保健で行った喫煙防止プログラムである。「病気の予防」の学習の後半に位置づけた。喫煙防止に時間をかけているので、飲酒・薬物乱用防止については、最後に簡単に触れることにした。

第1時・喫煙の害とは?
 ①ブレインストーミング「タバコには、どんな悪い影響があるか?」
 ②分類作業
  肺がんなどの病気
  せきが出るなどの短期的影響
  息が臭くなる・歯が黄色くなるなどの社会心理的影響
  お金がかかる・火災の原因になるなどの経済的影響
  他の人の迷惑になるなどの受動喫煙の影響 など
 ③喫煙の短期的影響や健康に及ぼす影響について、視覚資料をもとに説明する。
  (「シャットアウトスモーキング 『依存性薬物』シリーズ 2」 日本教育新聞社の写真をたくさん使いました)
  ・気管の繊毛がぬけて、浄化作用が低下する。
  ・肺が汚れて黒くなる。
  ・血管が収縮して、血液の流れが悪くなる。
  ・心拍数が増加して、心臓に負担がかかる。
  ・酸素供給が悪くなって、運動能力が低下する。
  ・長い間すい続けると、肺がんや心臓病などになりやすくなる。
  ・発育期の喫煙は、特に害が大きい。→未成年の喫煙は法律で禁止されている。
  ・まわりの人に与える受動喫煙の影響についても触れる。
 ④クロスワードパズル(「ライフスキルを育む喫煙防止教育」東山書房から使わせていただきました)

家庭学習(宿題)・喫煙行動に関するインタビュー(喫煙者、非喫煙者1名ずつ)
 喫煙者へのインタビュー項目
  ①最初にタバコをすったのはいつか?
  ②最初にタバコをすったきっかけは何か?
  ③これまでに禁煙しようと思ったことはあるか?
  ④禁煙が難しい理由は何か?
  ⑤タバコをすおうと考えている子どもに対する意見
 非喫煙者へのインタビュー項目
  ①タバコをすったことがあるか?(すったことがない場合は④へ)
  ②最初にタバコをすったのはいつか?
  ③最初にタバコをすったきっかけは何か?
  ④タバコをすおうと考えている子どもに対する意見

第2時・人はなぜタバコをすい始めるのか?
 ①インタビュー結果の発表
 ②タバコの依存性(すい始めると、なかなかやめられない)
   なぜ、タバコをすい始めるのかについて話し合い、まとめる。
    ・家族や友達がタバコをすっているのを見て
    ・テレビで歌手や俳優、スポーツ選手がタバコをすっているのを見て
    ・タバコの広告や宣伝を見て
     ↓
     大人っぽい? かっこいい?
     ↓
     好奇心

第3時・タバコの広告を分析しよう!
 ①タバコの広告を観察し、登場人物・キャラクター・物・風景・キャッチフレーズなどをリストアップする。
 ②広告で用いられている人を引きつけるテクニックを明らかにする。
 ③広告が伝えようとしているメッセージを明らかにする。
 ④タバコについて知っている事実と比較して考える。

第4時・もし、タバコをすすめられたら? 
 ①「友達からのプレッシャー」を読み、喫煙開始に対して友達の影響が大きいことを確認する。
 ②自分の気持ちを上手に伝えるためのコミュニケーションの方法を知る。
  (自己主張コミュニケーション)
 ③資料を読み、友達からの勧めに対して応え方を考える。
 ④教師がタバコを勧める役にになり、ロールプレイを行う。

※ 飲酒(アルコール)の害、薬物乱用の害についても触れておこう。
  ・アルコール、タバコも、すべて薬物であること。
  ・長い間とり続けると、健康に多大な影響を及ぼすこと。、
  ・シンナーや麻薬、覚醒剤などの薬物は、1回の乱用で重大な障害を起こすこと。(法律で禁止されている)

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2006年2月10日 (金)

「タミフル」は、恐ろしく効く。

 4歳の息子が、A型のインフルエンザと診断された。熱が39度以上に上がって、鼻水も咳もひどい。確かにインフルエンザの症状だ。インフルエンザの特効薬の話が、去年あたりから出てきた。息子も「タミフル」という薬を処方してもらった。
 これを飲み始めて、2日目には完全に熱が下がっていた。咳はまだ出るようだが、体はとても楽になったようだ。これはすごい。聞いた話だと、副作用が心配されていて、幻覚や妄想なんていう恐ろしいのもあった。まぁ、これは滅多にあるもんじゃないらしいけど…。
 念のため、親としては、どんな薬なのか調べてみることにした。ちょうどいいページにヒットしたので、お気に入りに登録した。

  おくすり110番・・病院の薬がよくわかる http://www.jah.ne.jp/~kako/ 

 これを見て納得。よくある副作用として、下痢、軟便とあった。確かにそうだった。熱が下がり過ぎちゃうなんてこともあるらしい。
 熱が下がったので、医者に見せに行ったら、

 「インフルエンザを抑えても、風邪の症状が長く残ってしまうことが多い」

と言っていた。結局、いろいろ複合しているらしい。そうやって、風邪にもかかって体が弱っているときが、インフルエンザのつけ込むスキになっているのだろう。それにしても、恐るべし「タミフル」の効果である。
 でも、やっぱりかからないほうがいい。予防が一番。そう、医者の待合室にもポスターが貼ってあった。
 
 「手荒い、うがいが基本です」

その通りだ。実行しよう。

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2005年7月 3日 (日)

JKYB関東支部学習会

 昨日の土曜日、JKYB(Japan Know Your Body)研究会関東支部の学習会に参加してきた。健康教育において、ライフスキル(簡単に言うと「生きる力」ってことになるが、技術的な要素が大きい)の形成を図ることの必要性を強く訴えている団体である。JKYBの本部は、文部科学省にもつながっていて、保健領域にはこの研究会の考え方が学習指導要領にも取り入れられつつある。
 今回は、中学生用に開発されたライフスキル教育プログラムをいくつか実際に模擬授業するという形で学んできた。内容は、「自分を向上させるための目標」「成功のイメージを持とう」「ストレスの矢」「誤解を避ける」である。保健学習というよりも、総合的な学習の時間や道徳、特別活動における実践を期待しているものもある。
 私は、目標達成のところを担当して授業をやってみたが、実際にやるとなると難しい部分が多く、継続的にやっていかなければならないと感じた。一つ思い出したのが、「カリスマ体育教師の常勝教育」(日経BP)だ。この本に書かれているぐらい徹底してやらないと成果を実感するのは難しいかなと思う。
 「誤解を避ける」は、コミュニケーションのスキルを育成するものだ。内容に詳しく触れられないが、良好な人間関係を築くためには必要なことだと思う。私の勤務するさいたま市では、人間関係プログラムというのが来学期から実施されることになっている。ライフスキルを身につけさせることは、大切なことだという認識は高まっているようである。この研究会にも大いに期待をしている。
 ちなみに、11月26日(土)、27日(日)に、健康教育ワークショップ東京2005が予定されているそうである。
 

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