セルジオ越後 著 : 日本サッカーと「世界基準」
辛口コメントでおなじみのセルジオさんが書いた本。
日本サッカーは、果たして世界基準に到達できるのかを、真剣に、かつ厳しく論じている。
おもしろかったのは、日本チームの決定力不足解消のヒント。日本の草サッカーは“時間”で終わりになるが、ブラジルの草サッカーはお互いが決めた“点数”を取るまで続ける。ここに決定的な差があるという。
また、不調のストライカーには「シュート1本外したら100円の罰金。1点決めたら1000円の褒美」という賭けをすればやる気が出るとか。
サッカーの教育と育成についても、“補欠の撤廃”が最大の課題であるという。
これには、私も大賛成である。日本のスポーツは学校中心で動いてきた。そのため、強豪校には50人、60人、いや何百人という部員がいても、レギュラーはたったの11人。
クラブチームが中心なら、出場機会に恵まれない子はどんどん他のクラブに移ればいい。すべてのクラブが強豪をめざさなくてもいいようなスポーツ環境ができたらいいなと感じた。
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