監督が三振指示?
高校野球の県予選が終盤を迎えている。そんな中、秋田県大会の準決勝で、こんな出来事があった。
監督が三振指示、雨天ノーゲーム避け…秋田大会準決勝(読売新聞)
ニュース記事を見ただけだから、真相がどうかはわからないが、記事によるとこうだ。
・秋田県大会準決勝、本荘―秋田戦でのこと。
・7回表の段階で、12対1と本荘が大量リード。
・いつ頃から降ってきたかはわからないが、天気は雨。
(コールドになるぐらいだから、おそらくまとまった雨だろう)
・7回表本荘の攻撃。
・1死2塁の状況で、監督が打者に三振するよう指示。
・打者は明らかなボール球を振って三振。
・県高野連は、同部責任者に対し、故意の空振り行為をやめるよう指導。
・次打者の場面で、三塁走者が本盗を狙ってタッチアウト。
・試合は、その裏の秋田の攻撃終了後、本荘がコールド勝ち。
(雨の場合、七回裏が終わらないと試合が成立しない。つまり、ノーゲームになる可能性も高かった)
・県高野連は試合終了後、同校野球部に対し、フェアプレーするよう指導し、始末書の提出を求めた。
・同校は、相手の遅延行為に対抗するためだったと説明。
・相手の秋田は「ばかにされた」と憤りを表明。
高校野球は、しばしばこういう問題が起きる。高校野球とはいえ競技性を追究するのか、高校野球なんだからあくまで教育の一環としてとらえるのかという問題である。
松井の5打席連続敬遠のときも、相当議論された。高校生という立場でも、勝つためなら何をやってもいいのか?
プロだったらいいのか、という視点で考えてみよう。たとえプロであったとしても、あからさまにこういうことをやれば、お客さんは不快感を示すだろう。確かに、贔屓のチームが勝つことはうれしいが、基本的に試合がおもしろくなければ、スポーツはエンターテイメントになり得ない。だから、アマであれプロであれ、故意にアンフェアなプレーをしてはいけないのだ。
でも、この場合はどうなんだろうか? まず、すでに12対1という点差がついていること。監督だったら、何とかゲームを成立させてやりたいと思うだろう。とすると、11点もの差があるにもかかわらず、何とか試合の進行を遅らせて、ノーゲームにしようとした相手チームの方がアンフェア(というかせこすぎる)とも言える。本当に遅らせようとしていたというのならの話だけど。
雨の降り具合いはどんな程度だったんだろう?という疑問もわく。審判団は、このゲームの進行をどう考えていたのか。グラウンドの状態は?
普通の考え方をすれば、表裏の攻撃を終えるということが判断の大前提になるはずだ。果たして、三振をしたり、ホームスチールでわざとアウトになることで、どれぐらいの時間が短縮できると考えたのだろうか。本荘の尾留川徹監督は「相手チームが試合を遅延させ、ノーゲームにしようという意図が見えた。早く試合を進めるようボールでも打ちにいけと指示した」と説明しているようだ。明確に「三振しろ」とは言っていないようにもとれる。
結局、試合は成立して、大量リードしている方が勝ったわけだから、大した問題ではないとも言える。でも、県高野連は試合終了後、同校にフェアプレーするよう指導し、始末書の提出を求めている。大きな問題と考えているわけだ。
となると、始末書ぐらいですむ問題か?ということにもなる。
逆に、負けたとはいえ、相手校にも問題がなかったと言えるのだろうか。
その辺がちょっと疑問に残って、後味が悪い。
そもそも、実際にプレーしている高校生自身の判断が全くないということが最も大きな問題である。スポーツ本来の楽しさを追求するという原点に帰って考えてほしい。
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【電子号外】本荘、18年ぶり甲子園出場決定
http://www.sakigake.jp/pdf/060723fb.pdf
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» トーナメント制の連戦を強要する方式では一概に責められない<高校野球で故意に三振指示> [風信子石]
<高校野球>監督が故意の三振指示 秋田大会準決勝 Excite エキサイト : 社会ニュース
高校野球に大人(一部の、としたい。)が求めるものは、常に純粋無垢で美しく穢れないプレイ。この記事にしても監督のとった作戦はその範疇を逸脱しているので許されないのではないかという論理だろう。
だが実際、これだけ高校野球の世界が特殊化してしまっていてはそんなきれいごとばかりを論ずる「大人」は卑怯ではないかという気がする。
そもそもすべての試合がトーナメント方式で行われ、ひとつの試合も落とせない... [続きを読む]
受信: 2006年7月25日 (火) 22時07分
» うわべの感動は要らない [Bohemian Rhapsody]
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さんのところからお借りしました。
高校野球:監督が故意の三振指示 秋田大会準決勝(毎日新聞)
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» 高校野球、監督が故意の三振指示 [大学生って何だろう。]
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受信: 2006年7月27日 (木) 11時32分
» ドカベンにもありましたね。わざと三振 [ベアストン〜わたりぐまのよろずな感じのブログ]
〜ここから引用〜
社会ニュース - 7月23日(日)21時3分
条件検索
<高校野球>故意に三振、秋田・本荘高が始末書
第88回全国高校野球選手権秋田大会(県高野連など主催)で23日、18年ぶり3回目の甲子園出場を決めた本荘が、決勝の試合前に「緩慢なプレーは二度としません」とする校長、野球部長、監督連名の始末書を、県高野連に提出した。
原因は前日の準決勝。雨の中の試合で、12―1とリードした七回表1死二塁、本荘の尾留川徹監督が打者に�... [続きを読む]
受信: 2006年7月29日 (土) 14時06分
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