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最近読んだ本

  • 祖母井 秀隆: 「監督を決める」仕事―世界が認めた日本人GMの 逃げないマネジメント

    祖母井 秀隆: 「監督を決める」仕事―世界が認めた日本人GMの 逃げないマネジメント
     フクアリに行ったときに、「祖母井をやめさせるな」という看板があって、GMでこれだけサポーターから信頼される人っていうのはどんな人なんだろうと思っていた。その秘密は、もっと奥が深いんだろうなぁ。目次だけでも、けっこう伝わってくるでしょう。「越える」「リスクを冒す」「挑戦する」「会いに行く」「つなぐ」「信じる」「感じる」「先を読む」「待つ」「発信する」 (★★)

  • 齋藤 真嗣: 体温を上げると健康になる

    齋藤 真嗣: 体温を上げると健康になる
     健康本には目がないんです。でも、自分は高体温人間であることは間違いないようです。というか、最近では高熱を発したことがありません。定期的な有酸素運動はいいですよ~。この本を読まなくても、自分は信じてますけど。 (★★★★★)

  • サイモン シン: フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

    サイモン シン: フェルマーの最終定理 (新潮文庫)
    実は、数学がとっても不得意なんだけど、あるラジオ番組で、「これはおもしろい」と言っていたので読んでみた。数学界最大の難問を解くために、天才数学者たちが数々の挑戦をしていく。数学的には理解できなくても、ドラマチックな感じが確かにおもしろかった。 (★★★★)

  • 正高 信男: ヒトはなぜヒトをいじめるのか (ブルーバックス)

    正高 信男: ヒトはなぜヒトをいじめるのか (ブルーバックス)
    この本は、教員、特に学級担任の必読書だと感じた。動物として本来攻撃性を持っている。しかし、それが継続的ないじめとして定着するのは、見せつける傍観者がいるからだという。9割のクラスメートがいじめっ子に冷たい視線を投げかければ、いじめはなくなる。学級経営に、子ども理解に大いに役立つ本である。 (★★★★)

  • 西部 謙司: サッカー戦術クロニクル

    西部 謙司: サッカー戦術クロニクル
     サッカーはシステムや戦術だけで語れるものではないが、やっぱり最も重要な部分を占める。強いチームには、すぐれた監督が必須であることが、それを物語っている。サッカーを理詰めで見ることが好きな人にオススメ。 (★★★★)

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2005年9月

2005年9月13日 (火)

新開体育サークル通信 №3

 運動会の練習が本格的に始まりました。残暑が厳しく、子どもも先生方も疲れていることでしょう。けがや熱中症には、十分注意してください。それにしても、毎年運動会の練習をやる頃って、ものすごく暑いです。かと思うと急に涼しくなったり…。体をこわさないようにしてください。いずれにしても、楽しくて張り合いのある運動会にしましょう!

【第2回・月例会の報告】
  8月29日(月)17:15~ 新開小・会議室
   参加者 大久保、佐藤、黒崎、南部、北御門、金子、萩原、田中、豊島(9名)
   ① ビデオ鑑賞
     ・全体研(全国体育学習研究協議会)合同合宿報告・「リズムダンス」
・表現組体操
・陸上競技(バトンを持ちかえないリレー) NHKスポーツ教室
・リズムなわとび  など

 夏休みの終わりということで、学年の仕事が忙しくて、途中参加の方もいらっしゃいました。というか、そういう忙しいときでも、時間をつくって参加しようというのがすばらしいと思いました。
 さて、第2回は、夏休みということで、ビデオ鑑賞会にしました。
 (1) 全体研合同合宿の授業研究会で見た「リズムダンス」の授業
   リズムダンスの授業を見たことのある人は少ないと思いますが、授業をしたことのある人  はもっと少ないと思います。リズムダンスは、補助的な扱いで授業の始めにちょこっとやっ  たりなわとびにしちゃったり…。だから、どんな授業をやるのか見てもらいたかったのです。  45分ほとんど踊りっぱなし。こんな授業があっていい? 私はいいと思っています。子ど  もが何をしたいのか明確ならば、教師があーだこーだ言って、活動を切る必要はないのです。  難しいでしょうけど…。
 (2) 表現組体操「あの日、あの時」
平成15年に創作した表現組体操です。学校生活をテーマに、“制止技”ばかりの組体操で、どう“表現”できるか。これに挑戦した作品です。体育と音楽は、密接な関係にあるなといつも思います。
 (3) NHKスポーツ教室「バトンを持ちかえないリレー」
運動会のリレーでは、バトンを持ちかえると思いますが、受け渡しの方法や練習のしかたは、とても参考になったと思います。運動会のリレーが大いに盛り上がることを期待しています。
 (4) リズム縄跳び模範演技
10年以上前のなつかしいビデオを見てしまいました。当時、はやりの曲を使って、たくさんのリズム縄跳びをつくって跳んだのを思い出しました。中学年の演技、楽しみにしています。

【第3回・月例会のお知らせ】
  9月13日(月)18:00~ 新開小・会議室
   ① 集団行動・指導のポイント (豊島) 
   ② 初任研の課題研究報告   (黒崎)
   ③ 学級経営に生きる体育の授業(豊島)
   ④ その他
・情報交換
・資料交換 (あくまで予定です)

 このサークルは、メンバー登録制ではありません。いつでも自由にご参加ください。

 とびこみレポート大歓迎!!
 体育の授業で感じていることや悩んでいること、こんなことやりたいと思っていることなどがあったら、ぜひレポートしてください。簡単な文章で結構です。指導案や学級通信などでも、もちろん構いません。また、体育の授業以外で、日頃スポーツに関して思っていることなどでも結構です。

2005年9月12日 (月)

集団行動・指導のポイント

運動会を前に、新開体育サークル用のレポートとして、集団行動の指導のポイントをまとめてみた。

<指導要領解説書によると…>
第2章 体育科の目標及び内容・ケ 集団行動
 集団行動とは  集団が一つの単位となって、秩序正しく、能率的に、安全に行動すること。
児童がそれぞれの活動の場にふさわしい集団としての行動様式を身に付けておくことが望まれる。(P26)

 ある程度統一した行動様式が、文化として根付いている。学校でも、それらを指導する必要があるということ  だろう。特に、緊急時には切実な問題となる。

  第4章 指導計画の作成等・2 各学年にわたる内容の取り扱い
 (4) 集合、整とん、列の増減などの行動の仕方を身に付け、能率的で安全な集団としての行動ができるよう    にするための指導については、第1学年及び第2学年、第3学年及び第4学年の「A基本の運動」や第5学    年及び第6学年の「A体つくり運動」をはじめとして、各学年の各領域(保健を除く。)において適切に行うこ    と。(P95)

前の指導要領では、集団行動は、「基本の運動」と「体操」の中に示されていた。今回それが改められたとい  うことは、「取り立ててバリバリやれ」から、「運動学習の中で機会をとらえてやれ」になったということであろう。
 だから、運動会練習という機会をうまくとらえて、集団としての行動力を高めるというねらいを持って指導してい きたい。

<そこで、…>
  ダラけてしまうのはよくないし、あまりにカチッとし過ぎているのも子どもらしくない。伸び伸びとしていながら、  要所は締まる。そんな集団行動をさせたい。
  大声で動かしたり、怒りを爆発させたりするのではなく、気持ちよく指導するために、指導のポイントをまとめて みた。

 ポイント① 目線を上へ
 基本中の基本。立っても座っても、歩いても走っても、いつでも目線を上げていること。「あごを引け」というと  下を見てしまいがち。あごが上がっても、目線が下がらない方が見た目はいい。

 ポイント② 呼吸法を意識する
「気をつけ」の姿勢をして、じっとしていられない子がいる。そういう子には、呼吸法を教えるとよい。たまに、授 業の開始前などに練習するとよい。1,2,3,4でゆっくり息を吸う。次の1,2,3,4で軽く息を止める。次の1, 2,3,4でゆっくり息を吐く。これを繰り返す。止めるのはない方がいいかも。空手?の呼吸法?らしい?

 ポイント③ 重心を体の真ん中へ
  これも基本中の基本。特に、「休め」の姿勢で、両足に体重が乗っていないと姿勢がくずれやすい。後ろから 見て、片方の足だけ膝の裏が伸びていたら、そこを押してあげるとよい。カックンとなる。

 ポイント④ 行進は大股で速めに
 よく「膝を上げて」と指示する人がいるが、これは逆効果。むしろ「スピードを上げて、速く歩け」と指示する。速 く歩くためには、手を振らなければならない。しかも目線が上がって姿勢がよくなる。身長の低い子が先頭で歩く と、後ろの身長の高い子はどうしてもダラダラしがち。高い子が先頭で、さっさと歩くととてもよいのだが…(現状 では無理?)。先頭の子は、相当な速歩を練習させるべきである。

 ポイント⑤ 準備動作も号令のうち
 号令のかけ方がうまい教師とへたな教師がいる。へたな教師は、「前へーならえ」と言う。うまい教師は、「前 へーーーーーーー、、、ならえ」と言う。ピシッとキメる動作の準備も、心の準備もできる。ながーく引っ張って、し かも間をおいてから言うのがよい号令のかけ方である。「前へ進め」「全体止まれ」「体操隊形に開け」など応用 できる。

 ポイント⑥ ちゃんとやるとカッコいいという意識を持たせる
低学年は、褒めてあげると喜んでやるので、大いに褒める。大げさに褒める。高学年になると、そうはいかな い。集団行動にはどんな意味があるのか、どう見られているのかを意識させる必要がある。そのときに、ちゃん  とやっている子がバカにされるようではいけない。きちんとした礼儀作法をすることは、大人としてカッコいいこと なんだということを話して聞かせたい。

 <おわりに> 
  日頃は、号令で動かすようなことはあまりしたくないと思っている。号令がなければ動けないのでは困るし、自 分の判断で動けるようになってほしいと思うからである。「朝会で全員が体育館に集まったら静かにする」という ことが当たり前のようにできるようにすることが大切なのだと思っている。そのためには、時間をかけて指導する ことが必要である。ハウツーのみに頼って、形だけを追うのはよくない。自分なりの指導法を確立すべきだと思  う。

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